仮面ライダー電王に対する個人的な思い

※このブログは 仮面ライダー平成ジェネレーションズForeverの本編内容、ネタバレが含まれているのでまだ見ていない方はご注意を。

 

 

 

 

 

 

どうもお久しぶりです。ぽっくんです。

 

ところでみなさん 

仮面ライダー平成ジェネレーションズForever

は見ましたでしょうか?

毎年恒例の仮面ライダーの冬映画。今年は前年以上に話題になっていたいましたね。

なんと言っても仮面ライダー電王/野上良太郎役の佐藤健がサプライズ出演したことが大きな話題になっていましたね。

今日本で一番忙しい俳優と呼ばれる佐藤健が古巣の仮面ライダーの現場に戻ってきた。内情というかよほどマニアックなじゃない人はこのポイントが一番凄いと思うでしょう。勿論僕もこの気持ちは分かるし、佐藤健ともあろうビックな俳優がライダーに戻ってきた凄さに感動しました、しかし僕がこの映画の電王パートで感動したのはこの部分ではないのです。

 

 

 

(ここからはかなり個人的な主観が入りますのでご注意を。勿論異論は認めます。)

 

 

何故僕があの映画の電王パートで感動し、心を打たれたのか、簡潔に言うと

 

仮面ライダー電王佐藤健がいなくても成り立ってしまう」からと思っていたからです。

 

何も煽りたくてこんなことを言ってるわけではなくて、実際に佐藤健/野上良太郎が存在しない仮面ライダー電王が成立していたからです。

 

まずは仮面ライダー電王のあらすじを紹介しましょう

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2007年の現代に現れ、時間の改編を企てる侵略者イマジンと、これを阻止するために戦う仮面ライダー電王野上良太郎、そして良太郎に憑依し力を貸す味方イマジン達の活躍を描く。

イマジンは憑依した人間との間にその望みをかなえるという「契約」を結び、手段を選ばず「契約完了」することで望みにまつわる記憶を呼び覚まし、それを足がかりに過去へ飛び破壊活動を行うことで時間を改変してしまう。それに対抗できる電王に変身できるのは、時間改変の影響を受けない特質の持ち主「特異点」のみ。だが時の列車デンライナーに乗って未来から来た女性ハナが見出した特異点・良太郎はひ弱で気弱、しかも不運続きと一見およそヒーローらしくない。

そんな良太郎に憑依して力を貸すのが、モモタロスウラタロスキンタロスリュウタロスといった強烈な個性を持ったイマジン達。彼らが憑依することで良太郎は能力のみならず性格も一変する。彼らの力と良太郎の奥底にある正しく強い心が合わさることで電王はその力を発揮する。そして過去へ飛んだイマジンを追って、電王もデンライナーで過去へ飛ぶのだ。

そうして戦いを続ける良太郎の前に、仮面ライダーゼロノス桜井侑斗と名乗る青年がイマジン・デネブを伴って現れる。良太郎の姉・野上愛理の失踪した婚約者と同じ名前を持つ彼の存在には、この事件の根幹に関わる秘密が隠されていた。(Wikipedia参照)

 

まんまウィキのコピペで申し訳ないですがあらすじはこんな感じです。

 

電王の特徴としてはそれまでどうしてもシリアス路線が多かった平成仮面ライダーでしたがこの電王は非常にコミカル路線というか非常に見やすいものでした。上記にもあるようにイマジンというキャラクターやちょっと頼りない主人公などそれまでのシリーズでは見られなかった設定が各所で話題となり平成ライダーの中でも随一の人気作品になりました。

その人気から放送終了後も劇場版等の派生作品が多く作られました。

 

テレビ放送終了後すぐに公開された「電王&キバ」「さらば電王」ここまでは本当に電王の人気の凄さが仮面ライダーの歴史を変えたと言っても過言ではないぐらいの作品です。

しかしそれ以降電王という存在が変わっていったのです。

「さらば電王」以降仮面ライダー電王は「超電王」と名前を変え新たなシリーズへと展開していきます。

この「超電王」では主人公がNEW電王という新キャラに切り替わります。

また良太郎にイマジンが憑依して変身するという設定がこれ以降イマジンのみで電王に変身できるなど作品上の設定が変化していきます。

そしてこれ以降電王という冠が付く作品にも佐藤健/野上良太郎が出演しなくなります。

 

個々で僕が冒頭で言った「仮面ライダー電王佐藤健がいなくても成り立ってしまう」現象が起きたのです。

これ以降電王と冠が付く作品でも主人公佐藤健は登場しなくなります。

 

当時からファンの中でもこのやり方は否定的な人も多く、以降も電王のキャラが客演してもあまりいい反応はありませんでした。

 

そして最後に佐藤健が電王に変身してから10年この冬に仮面ライダー平成ジェネレーションズForeverが公開されました。

この映画のあらすじとしては仮面ライダーがTVで放送されているパラレルワールド仮面ライダーたちが迷い込み、仮面ライダーの熱狂的なファンの青年と出会う。と言うストーリー。

我々のような仮面ライダーファンにも通じるような世界観。

 

また、この映画は前段階で前情報、ネタバレ一切無し、ただ出演者の欄にはイマジンの声優名とオーナーの名前。

いつも通りの客演かと誰もが思っていた中、公開当日スクリーンに現れたのは野上良太郎を演じる佐藤健の姿。

 

仮面ライダー電王佐藤健がいなくても成り立ってしまう」そう思っていた僕の前に野上良太郎は現れました。

いなくても電王という世界が成り立ってしまう中でわざわざ佐藤健が出演したことに僕は興奮しました。

なんというか電王にたいして愛憎入り交じっていた僕。

そんな僕にこのストーリーと良太郎の復活。

 

何となく仮面ライダーを見つつ大人になっていき、好きではあるが虚構だと勝手に決めつけていた僕にこの良太郎の登場はとても感動するもでした。

 

佐藤健仮面ライダー電王に帰ってきたと言うのと同時に、野上良太郎がいる電王の世界線が認められたような気がしました。

 

映画の内容とリンクした電王の登場。そして僕の10年をかけた伏線回収のような気持ち。そんなところで僕は感動しました。

そんなところも時を司る電王らしいななんて妙に納得してしましまして。

 

というところでただ熱い気持ちで書いたら駄文になってしまいました。最後まで呼んでいただいた方申し訳ありませんでした。