好きなもの②深夜ラジオ オードリーのオールナイトニッポン
前回の記事の好きなもの深夜ラジオ編の続きです。
ある日夜遅くまで起きていたとき、たまたま地元のAM局にチューニングを合わせていた。
深夜一時
流れてきたのは当時爆発的な人気を誇っていたオードリーのオールナイトニッポンだった。
しかし、聞こえてきたのは
「オードリーの若林です。」
と、若林さん(当時、まだ世間ではオードリーの春日じゃない方ぐらいの認知のされ方だった。)のにやついた声と、スタッフの笑い声が聞こえてきた。そして若林さんは続けて、
「春日さんは左足をトゥースしてしまいました。」
と、再びにやついた声で言った。
当時春日さんは、人気絶頂だったが、「俺たちクイズマン」という番組でワイヤーアクションをして左足を骨折し、入院することになった。人気者の骨折&入院は当時多くのワイドショーで取り上げられ、わたしも知っていた。
しかし、私が驚いたのは春日さんの不在ではなく、若林さんの対応だった。
相方不在の状況を謝るでもなく、説明するでもなく、茶化したのだ。
普通なら茶化したら怒られそうな所だがそこは若林さん。面白おかしく、骨折、入院を茶化していた。
病室にいる春日さんに電話をつないでは若林さんは、
「大きな声でタイトルコールをしろ」
と病室にいる人にとてもするとは思えない注文をにやつきながら付け、
病室の布団をかぶりまあまあ大きな声でタイトルコールをした春日さんに対して、しまいに若林さんは
「病室で大声を出すことはいかがかと思う。」
と言い返していた。
それまではじゃないほうぐらいにしか考えてなかった若林さんの悪魔的な面白さに衝撃を受けた。
番組後半ではその悪魔的面白さがさらに加速していた。
ゲストにはなわさんとじゅんごさんを迎えて、春日さんの過去を暴露。
春日さんからやめてくれと言う電話をガチャ切りor放置。
放送ギリギリの過去を暴露。
腹が爆発ぐらい笑った。
オードリーン二人の面白さ、それまで知らなかった若林さんの面白さ、そして何より土曜深夜にこんな面白いものが放送されているのかという衝撃。
それから毎週オードリーのannを聞くようになった。
それ以外の深夜ラジオも
大げさでもなくオードリーのオールナイトニッポンは生活を変えてくれた、人生観を変えてくれた。
楽しくないと感じる日もたった二時間だけで楽しい気分にしてくれた。
というライフの話でした。